第2回:必要書類&空港
- utscjasco
- 2021年6月1日
- 読了時間: 6分
更新日:2021年7月8日
こんにちは、Lisaです。
今回はカナダへの渡航方法や必要書類や空港の様子をお伝えします!
隔離政策や状況は常に変化しているので、最新の情報は必ずカナダ政府のホームページで
確認してください。
目次:
1.カナダへの渡航方法
通常、日本からトロントへ行く場合Air Canadaの直行便があります。
しかしコロナ禍の影響で、現在は東京-トロント間の直行便はなく、バンクーバー経由もしくは、第三国経由でトロントに飛ぶしかない状況です。
(ちなみにAir Canadaは7月より成田-トロント便を週3回運航することを予定していますが、日本国内の感染状況によって変更となる可能性があります。)
前回の記事にも書いた通り、カナダ政府は入国した都市での3日間のホテル隔離を義務づけています。空港で行ったコロナの検査結果が3日以内に出ない場合はトロント便に乗れないため、私はバンクーバー経由を避けることにしました。
第三国経由でフライトを検索した結果、値段的にも時間的にもちょうどよかったのがEva Airの台北経由便でした。ルフトハンザ航空でフランクフルト便もあったものの、乗り換えで8時間待つスケジュールだったのでフランクフルト経由はやめました。
第三国経由で渡航する場合は、カナダの入国書類や制限を調べるだけでなく、第三国の乗り継ぎ乗客の入国条件も調べることを忘れないでください。
私が渡航した際は、台湾はRT-PCR検査の陰性証明書が義務づけられていたため、国内で陰性証明書を取得する際にその旨を伝えました。
↓飛行機は欠航も多く、ほとんど飛んでいません

2.カナダに入国できる人
カナダ人以外でカナダに入国する人は、入国する理由の説明や証明書などが必要となります。
例えば、トロント大学などの教育機関へ留学している学生はほとんどの場合、入国がessential(必須)とみなされ、許可されることがほとんどです。
旅行などの目的での入国は許可されていません。
3.渡航に必要な書類
トロント大学生が学業を目的としてカナダ入国する際に求められる書類は以下の通りです。入国審査の際に求められるので、印刷して持って行ったほうがいいと思います。
Study permit(学生ビザ)
まだ正式な紙を持っていない人はメールに送られてきた書類(Approval Letter)を持っていき、入国の際に正式な学生ビザを発行してもらいます
eTA(電子渡航認証)
3日間の政府指定ホテル予約番号
2週間の隔離計画書
トロント大学の隔離プログラムのメールなど
トロント大学合格証もしくは在籍証明書(Letter of Enrollment)
2年生以上は、registrarにメールして在籍証明書を発行してもらいます($8ドル)
銀行の残高証明
カナダで生活できるお金があるかを証明する目的
コロナ陰性証明書
カナダ行きの飛行機に搭乗する72時間以内に検査したものが必要
抗原検査ではなくPCR検査(鼻、唾液どちらも可)が必要
ArriveCANアプリのレシート
到着日や隔離計画を出国前に提出
Switch healthに個人情報を登録
到着時のコロナ検査を委託されている会社に事前に情報を送ります (登録できたのか分かりにくいのですが、How did you enter Canada?という画面が出てきたら登録済みです)
空港でもできますが、混む可能性があるので出国前にすることをおすすめします
4. 空港・機内の様子
成田空港
駐車場も空港内もかなりガラガラでした。お店も半分以上閉まっていたので、出国前に買い物や食事をしたい人は事前に調べたほうがいいかもしれません。
チェックインをする人数は少なかったのですが、一人一人必要書類を確認していたのですごく並びました。
また、成田空港の職員がカナダ入国審査担当の人へ、渡航する人の学生ビザやパスポートなどの情報を送り、許可を取っていたので余計に時間がかかりました。私は待っている時間で、台湾入国に必要なポータルへ個人情報の登録をしました。
荷物検査は2レーン、出国審査は1か所のみと、かなり縮小されていましたが、全く混んでいなかったのでスムーズにゲートまで進めました。
また、搭乗ゲート付近も、搭乗時刻ぎりぎりまで閑散としていました。
↓このようにしまっているお店が多かったです。

機内
一人で3席分使えるほど空いていました。隣や前後には人がいなく、斜め前後にほかの乗客がいました。
CAはマスク、メガネ、簡単な防護服を着て働いていました。イレギュラーなことも多い渡航でしたが、食事や飲み物は普段と変わらないサービスを受けられました。

→奥にうっすらと見えますが、
CAたちは防護服を着ています。
台北空港
飛行機から降りる際、台湾が最終目的地の人が先に降り、乗り継ぎの人は機内アナウンスがあるまで座ったままで待ちました。
飛行機から降りた後、乗り継ぎ客は行き先のシールを服に貼られ、みんなで一緒に移動しました。
荷物検査が終わったら、大きな待合室まで連れていかれ、次のフライトの呼び出しまでそこで待機しました。
待合室からは出てはいけなかったため、空港の中で食事や買い物はできませんでした。
トロント空港
着いてすぐに入国審査がありました。
普段よりも書類のチェックに時間がかかるため、比較的待ち時間は長かったです。
私の場合は、トロント大学生で、大学の用意したホテルで隔離すると言ったところすぐ入国していいと言われましたが、周りにいた人でたくさん質問を聞かれてる人もいました(食事はどうやって手に入れるのか、いつカナダから出国したのか、いつまで学生だったのかなど)。
荷物の受け取りは、時間帯が遅く、他の便がなかったためか台北からの荷物1レーンだけでした。入国審査に時間がかかったので、荷物はすでにレーンに届いていました。
機内で配られた税関の書類を提出した後は、コロナの検査に並びました。
Switch healthの登録情報を確認後、ブースに分かれた検査場に案内されます。ナースが待機していて、手早く検査をしてくれます。
ただ、両鼻に綿棒で強く擦りつけられたのですごく痛かったです。
終わったらパスポートの裏に入国日のシールを貼られて、10日目用の自己検査キットをもらいます。
これらがすべて終わったら、やっとホテルへと移動できます。政府指定ホテルは空港近辺にあるため、ホテルごとにシャトルバスがお迎えに来てくれます。
警備員の人に待っていれば来ると言われ30分以上待ちましたが来なかったので、別の人に確認したところ、ホテルに電話をしないとお迎えが来ないと言われました。たまに無責任なことを言われるので、必ず予約の時にホテルに確認をしてください。
↓検査場へと向かうレーン。乗客で防護服を着てる人はたまにいます。

↓奥に見えるカウンターで、防護服を着た担当の人からPCR検査に必要な個人情報の確認を受けます。もともと空港のジムがあった場所付近が検査場になっています。

以上、カナダ入国の手順や手続き、空港での様子を書いてみました!
基本的にカナダ政府のウェブサイトをしっかり確認し、必要書類をそろえれば問題はないと思います。
また、空港内では、あちこちに職員がいるので、指示通りに動けば(ほとんどの場合)大丈夫です。
次回は、入国後の隔離場所やその流れをお伝えします!



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